【健康】エクオールと女性（人形町店）
エクオールと女性
エクオールは大豆イソフラボンから作られる成分で女性の更年期障害の症状緩和に役立つとされています。エクオールはうまく活用するためにもポイントがありますので、今回はエクオールについてご紹介します。
更年期障害とは
更年期障害とは40歳以上で起こる性ホルモンの分泌異常が原因となる不調や情緒不安定のことを指します。
女性の場合は閉経前後の10年間、男性の場合は30歳以降から男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が減少し、40代後半で症状が表れることが多いです。男性の場合は、分泌量の変化が緩やかなため単なる老化と間違えられることもあります。
症状は自律神経失調症と同様の症状が出ます。女性の場合はのぼせ、火照り、頭痛など、閉経後はこれらに加えて関節痛、尿失禁、膀胱炎、生理不順などの症状も出ます。男性の更年期障害は加齢性腺機能低下症（LOH）とも呼ばれ、めまい、関節痛、疲労感、イライラ、不安、機能不全（ED）などの症状が起きます。
改善にはストレスの管理や適切な食事運動など生活習慣の改善が求められますが、女性の場合はエクオールという女性ホルモンに似た成分を摂ることで改善が見込める可能性があります。
エクオールとは
エクオールとは大豆イソフラボンから生成される女性ホルモンに似た成分です、大豆イソフラボンの1つであるダイゼインが腸内細菌によって代謝されたものがエクオールです。エクオールは女性ホルモンに似た働きをするとされており、更年期障害の症状緩和の効果が確認されています。
エクオールは体内で生成することができますが、生活習慣によって、生成できる人とできない人がいると言われています。エクオールはエクオール産生菌と呼ばれる腸内細菌から生成されますので、エクオール産生菌を持っていないと生成することができません。エクオール産生菌が体内にある人は日頃から大豆製品を摂取している人です。また、エクオール産生菌がしっかりと働くように腸内環境を日頃から整えておくことも重要です。
エクオールは体内で生成できない人でも摂取することで更年期障害の緩和の効果を出すことができます。一般的には1日10mgのエクオールの摂取が効果的と言われています。エクオールを体内で生成できる人でもエクオールの生成量は生活習慣に大きな影響を受け変動的であるため、定期的に大豆製品を摂取してエクオール産生菌を機能させることが重要です。
まとめ
エクオールは正しく活用することで更年期障害の症状を緩和することができます。是非知識をつけて、正しく活用していきましょう。
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