スポーツによる怪我
スポーツによる怪我は、スポーツ外傷とスポーツ障害の大きく2種類に分けられます。
① スポーツ外傷
捻挫、肉離れ(筋肉の損傷)、打撲、骨折、脱臼など。
一回の強い外力によって起こるスポーツによる怪我は「スポーツ外傷」と呼ばれます。 大きい衝撃により起こるため損傷も大きくなりやすく、腫れや炎症による痛みも強くなります。 受傷初期の炎症を抑えることが早期改善につながるため、早期の適切な治療とリハビリが重要です。
- 《外傷の治療〜スポーツ復帰まで流れ》
- 初期の治療から復帰までの基本的な流れをご紹介します。
- 応急処置
受傷後は患部のアイシングや圧迫、安静固定など応急処置を正しく早期に行い、腫れを最小限に抑えます。 - 検査・診断
必要だと判断した場合は整形外科で画像検査を実施し診断を行います。 - 治療
鍼治療や酸素オイルマッサージにより炎症を引かせ、損傷部の組織の修復力を高めます。 そして、早期復帰に向けてできる範囲で早期からリハビリを始め、筋力や柔軟性の低下を最小限に抑えます。 - リハビリ
痛みのチェック項目に沿って患部の状態を見極め、すべての項目をクリアしたらストレッチなどの患部のリハビリを開始します。 競技復帰に向けて段階的に低下した筋力や柔軟性を取り戻します。 - 復帰
競技へ復帰します。
- 応急処置
※「痛みが引いた→少しずつ運動を再開しよう!」という考え方は危険なので注意が必要です。
リハビリを始めるタイミングや内容・強度の調整、復帰の時期は個々のケースにより大きく異なるため、経験を積んだトレーナーと密に相談しながら行うことが重要だと私達は考えます。
② スポーツ障害
ゴルフをすると腰が痛い、ランニングすると膝が痛いなど。
一回の強い外力で起こる外傷とは対照的に、繰り返しのストレスが蓄積することによって組織が損傷して起こるスポーツによる怪我は「スポーツ障害」と呼ばれます。 オーバーユース(使いすぎ症候群)とも言われますが、単なる使いすぎだけが原因ではありません。 スポーツ外傷には以下のような根本的な原因が隠されていることが多いです。
- 筋肉の柔軟性が足りない。
- 筋力が足りない。
- 筋力のバランスが悪い。
- 関節の可動域が足りない。
- 動作フォームが悪い。
これらは治療だけでは改善させることができないので、日々のストレッチや筋力アップなど根本的に体を変えるための取り組みが必要です。
スポーツをしている方に最適なプログラム
TTBパーソナル整骨院では、スポーツによる怪我や痛みを根本的に改善させて「痛みなくいつまでもスポーツを楽しみたい!」「競技力を向上させたい!」という方向けに、個々の体の状態やレベルに合わせたストレッチ、ウォーミングアップ、筋力アップトレーニング、コンディショニング方法を指導しています。
- こんな症状をお持ちの方に最適です!
- ゴルフやダンスによる腰の痛み(ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症など)
- ランニングによる膝の痛み(ランナー膝、関節炎、水が溜まるなど)
- 野球による肘の痛み(野球肘)
- テニスによる肘の痛み(テニス肘)
- 膝の靭帯、半月板の術後のリハビリ
- その他スポーツによって生じる慢性的な痛み症状