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【健康】健康診断で肝機能が気になったら…中高年向け 肝臓を守る生活

健康診断で「肝臓の数値が高め」と言われたけれど、痛みもないし、普段通りに動けている。
そんなふうに思っている方は多いかもしれません。
でも実はその数値は、肝臓が“疲れている”サインの場合もあります。
今回は、肝臓の働きと、それを守るための生活習慣についてお伝えします。

 

肝臓は「沈黙の臓器」
肝臓は、体の中でとても大切な役割を担っています。
例えば
  • 食べ物を消化しやすい形に変える
  • お酒や薬、食品添加物などの“いらないもの”を分解して、体の外へ出す準備をする
  • 脂肪や糖をためたり使ったりして、エネルギーのバランスをとる
つまり、肝臓は「食べたもの・飲んだもの」の後始末をする、働き者の臓器です。
ただ、肝臓は多少の負担では文句を言いません。
だからこそ、疲れていても気づきにくく、「気づいたときには弱っていた」というケースも少なくありません。

 

肝臓が疲れるとどうなる?
肝臓の働きが落ちてくると、体の中に“いらないもの”がたまりやすくなります。
すると次のような変化が現れることがあります。
  • 疲れがなかなか取れない
  • 朝から体がだるく、頭もぼんやりする
  • お腹まわりがぽっこりしてくる
  • 肌が荒れやすくなる
特に40代・50代の中高年は、代謝が落ちてくる時期です。肝臓への負担が積み重なることで、見た目の変化にもつながりやすくなります。

 

肝臓にやさしい生活習慣とは?
では、肝臓を元気に保つにはどうすればよいのでしょうか?
ポイントは、「食事・運動・休養」のバランスを意識することです。

1. 食事でできること
・脂っこいものや甘いものは控えめに
 肝臓は脂肪や糖の処理にも関わります。揚げ物やスイーツが続くと、負担が大きくなります。
・野菜や海藻をしっかり食べる
 余分なものを外へ出す助けになるのが食物繊維。わかめ、ごぼう、キャベツなどがオススメです。
・たんぱく質は魚や大豆からも取り入れる
 肝臓の修復にはたんぱく質が欠かせません。納豆、豆腐、焼き魚などをうまく組み合わせましょう。
・お酒は飲みすぎに注意。休肝日をつくる
 お酒は“量”よりも“頻度”が大切です。週に2日は飲まない日をつくり、肝臓を休ませましょう。

 

2. 運動でできること
・ウォーキングやストレッチで血流アップ
 肝臓がしっかり働くには、血の巡りが大切。軽く体を動かすだけでも効果があります。
・腹筋・背筋など、体幹を鍛える
 体幹を整えると姿勢がよくなり、内臓の働きもスムーズに。肝臓の位置も安定し、機能が高まります。

3. 睡眠とストレスのケア
・しっかり眠ることが回復につながる
 肝臓は夜の間に体の疲れをリセットします。睡眠が不足すると、回復が間に合いません。
・ストレスも肝臓の負担に
 イライラや緊張が続くと、体は力を抜けず、肝臓の働きも鈍ってしまいます。趣味や深呼吸など、自分なりのリラックス法を見つけましょう。

 

まとめ
中高年になると、体の変化が「疲れ」や「数字」に表れやすくなります。
肝臓はとても大切な臓器なのに、具合が悪くなってもなかなか自分では気づけません。
だからこそ、毎日の食事や運動、ちょっとした習慣を意識して、元気なうちからケアしてあげましょう。
「最近、なんとなくだるい…」と感じたら、それは肝臓からのサインかもしれません。
今日からできる小さな一歩、始めてみませんか?

 

 

 

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