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足首の捻挫

足首の捻挫

足首の捻挫は、ジャンプ系のスポーツ(バスケ、バレーなど)、コンタクト系のスポーツ(サッカー、ラグビーなど)でよく起こります。
その他段差を踏み外すなどして日常生活の中でも起こることがあります。

足首の捻挫は、受傷直後の初期症状を最小限に抑えられるかが早期改善の鍵になります。
また足首の捻挫は適切なリハビリを怠ると、再発のリスクが高まります。
そのため痛みの改善だけではなく①足首の柔軟性(可動範囲)、②足首周囲の筋力、③足首のバランス、の3つの観点から機能を改善させることが再発のリスクを抑えるためには重要です。

足首の捻挫の症状

◆ 初期症状
損傷の程度によりますが、初期症状として腫れ、痛み、内出血、関節の可動範囲制限などの症状が見られます。 これらの症状に対し受傷直後から適切な治療を行えないと、症状が慢性化したり、二次障害(後遺症)が残ってしまう原因になります。
  • 腫れ
    靭帯や周囲組織が損傷して出血するため、くるぶし周囲や足首全体に腫れが出てきます。
  • 痛み
    損傷して出血すると炎症物質が出て痛みが出てきます。
    受傷初期は圧痛や運動痛、重症の場合には安静にしていても痛みがあり、足を着いて体重をかけることも困難になります。
  • 内出血
    組織と血管が損傷して出血を起こすため、損傷部から踵(かかと)にかけて青紫色に内出血が起こることもあります。
  • 関節可動範囲の低下
    腫れと痛みが強い時には足首が動かしにくくなります。

足首の捻挫は、この初期症状をいかに最小限に抑えるかが早期改善のポイントです。

TTBパーソナル整骨院では、受傷度を確認し、アイシングや鍼、電気治療で炎症を抑え、腫れを最小限に留めるためにテーピングなどで安静固定を行います。

◆ 二次障害
足首の捻挫は適切な処置がされないと、次のような後遺症(二次障害)が発生する可能性もあるので注意が必要です。
  • 再発のリスク
    本来足首の安定性を保っている靭帯や周囲の組織に不安定性が残ってしまうと再発のリスクが高まります。
    受傷後に適切な状態で固定などの処置を行うことが重要です。
  • 関節可動範囲の低下(長期的な)
    受傷後は固定を行いますが、回復後にはストレッチやバランストレーニングなどの適切なリハビリを行い、足首の可動範囲を正常に戻さなければいけません。
    そのまま放置してしまうと、捻挫に関わらず足首のトラブルを引き起こしやすくなります。
  • 筋力低下
    受傷後は固定して回復を待つため、足首周囲の筋力が低下します。
    そのまま放置してしまうと再発のリスクや、将来的に関節炎や関節の変形を起こしやすくなります。

繰り返しになりますが、足首の捻挫は初期症状を抑えて適切なリハビリを行うことが重要です。

「痛みが減ったから大丈夫かも」「このくらいの痛みは何とかなるだろう」で判断してはいけません。

TTBパーソナル整骨院では、受傷直後の処置から適切な治療を行い、二次障害(後遺症)を残さないためのリハビリやスポーツ復帰をサポートしています。