Trouble お悩み・症状

下半身・脚痩せ

下半身はや脚はなかなか細くならなくて、悩んでいる人もいるかもしれません。 ダイエットをして、顔やお腹周りは痩せたけど下半身だけはなかなか痩せないという人もいます。原因が様々ありますが、日常的に筋肉を動かしていない、使っていないために冷え性や、むくみ、脂肪の蓄積などが原因で起こっていることが多いです。また、よく「筋トレをすると脚が太くなる」と言われますが、多くの場合は太くなりません。確かに女性でも、生まれつきで筋肉がつきやすい方や運動をしていて筋肉量が多い方はいますが、同時に脂肪も付いていることで太く見えてしまっているというケースが多いのです。

下半身が太る原因

下半身が太る原因として主に次の3つが上げられます。

  1. 運動不足による冷えとむくみ
  2. セルライトの蓄積
  3. 全身の筋肉量の不足
運動不足による冷えとむくみ
むくみ
下半身太りの原因は、運動不足による冷えとむくみが大きく関係しています。冷えると体温を保つために、血管が収縮します。血管が収縮すると末梢血流量が減り、脂肪を燃焼するために必要な酸素の供給量が減るため脂肪が蓄積されやすくなります。また身体が冷えると、手や脚など末端への血流量を減らして生命維持に必要な内臓の温度を保つ働きがあるため、特に下半身は血行不良や冷えになりやすい箇所と言えます。むくみは体内で水分が循環されずに、重力によって下半身に滞ってしまっている状態なので太って見えてしまいます。
これら冷えとむくみを引き起こすのが、運動不足や筋力不足です。水分(リンパ液)の代謝を行うリンパ管には心臓のようにポンプ作用がないため、運動不足や脚の筋肉が少ない女性は心臓へ戻すポンプの力が弱く、下半身がむくみやすい傾向にあります。運動しなければ血流も必要最小限になってしまうので、毛細血管も細くなり末端(手足)の冷えを引き起こします。
セルライトの蓄積
セルライト
セルライトは、冷えやむくみが原因でできると言われ、脂肪細胞が肥大化し老廃物が蓄積して変質し、固まりとなりさらに肥大化してしまった状態です。皮下脂肪の多い女性に目立ちやすく、ヒップや太ももなどに出やすいです。セルライト化してしまっても脂肪細胞であることは変わらないため、ダイエットや運動で落とすことは可能なはずなのですが、皮下脂肪はもともと内臓脂肪に比べて落ちにくい上に、分解しにくく変質して代謝が悪くなっているセルライトは落とすことが難しいと言われているのです。
全身の筋肉量の不足
筋肉量の不足
40代以降で、これまで運動経験の少ない方、現在日常的に体を動かすことがほとんどない方は筋力が低下しているでしょう。筋肉が少ないと基礎代謝が低下するため、男性よりも元々筋肉が少ない女性は脂肪が蓄積しやすい傾向があります下半身が太く見えるのを恐れてジムでの運動や筋トレを嫌がる方が多いですが、ある程度の筋肉がなければ下半身痩せも実現しません。

そもそも人間の体は「下半身痩せ」や「〇〇痩せ」などの部分痩せはすることはありません。バランスのいい正しい食事による摂取カロリーの抑制と、運動や筋肉量を増やして消費カロリーの増加させることが、全身の脂肪の分解と結果的な下半身痩せをさせるための王道であり近道です!

当院のTTBパーソナルトレーニングでは、全身の筋力アップで基礎代謝を上げて、太りにくく痩せやすい体を目指したトレーニングも行なっています。しかし、40代以降で運動経験の少ない方や筋トレが苦手な方は、筋力アップにある程度の期間を要することが多いです。特に痩せにくい下半身を絞るためには中長期的な目線で、意識や習慣を変える取り組みが成果を出すポイントです。