【健康】一度は聞いたことがある成長ホルモン 成長ホルモンとは何かご存知ですか？（菊川店）

一度は聞いたことがある成長ホルモン 成長ホルモンとは何かご存知ですか？

 

皆様、「成長ホルモン」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？成長ホルモンと聞くと子供の成長に欠かせないホルモンと思われるかもしれませんが、実は大人にも大いに関係しています。今回は成長ホルモンについて詳しく解説していきます。

成長ホルモンとは？

成長ホルモンとは、子供の時は背を伸ばす作用があり、大人になってからは骨や筋肉、皮膚を強くする作用があります。他にも臓器の代謝を助ける作用もあるため、大人になってからも重要なホルモンであることが分かっておりますが、成長ホルモンは年齢を重ねるごとに分泌量が減っていってしまいます。

 

成長ホルモンが欠乏するとどうなる？

 

 

成長ホルモンが欠乏すると下記のような症状がみられます。

・コレステロール値の上昇

成長ホルモンには脂肪を分解する作用や肝臓の働きを助け血液中のコレステロール値を下げる作用があります。コレステロール値が上昇してしまうと、動脈硬化のリスクや肥満、糖尿病になりやすくなってしまいます。

・糖尿病

成長ホルモンは膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きを助ける作用があります。インスリンは血糖値を下げる役割を持ちます。成長ホルモンが欠乏するとインスリンが正常に働かなくなり、血糖値の上昇を抑えられず、糖尿病のリスクが高まります。

・骨粗鬆症

成長ホルモンは骨を成長させる作用があります。成長ホルモンが欠乏してしまうと骨が形成されず、もろくなってしまい、骨折や骨粗鬆症のリスクが高まります。

・筋肉量の低下

成長ホルモンは筋肉の成長を促進させる作用があります。成長ホルモンが欠乏してしまうと筋肉量が低下し筋力も低下してしまいます。筋肉量が低下すると代謝も下がってしまうため太りやすい身体になってしまいます。

 

成長ホルモンの分泌量を増やすには？

 

成長ホルモンの分泌量を増やすために大切なのは生活習慣です。食事、運動、睡眠、これらの生活習慣を整えましょう。成長ホルモンはたんぱく質で構成されており、中でもたんぱく質の一種であるアルギニンには成長ホルモンの分泌を促進させる効果があります。アルギニンが含まれる食品は肉類、魚類、大豆製品です。しかし、脂の多い肉類や魚類などの摂取量が多い偏った食事では肥満の原因にもなりますので注意が必要です。 肉類は鶏肉やヒレ肉、ササミなど、魚類はかつお、アジなど脂の少ない食品を摂れると理想的です。

 

大きな筋肉を中心とした筋トレ

 

筋トレの疲労で乳酸が生成されると成長ホルモンの分泌が促進されます。乳酸が生成されやすい大きい筋肉を中心に筋トレする事で効率がアップします。大きい筋肉は胸の筋肉、 背中の筋肉、太ももの筋肉が該当します。 部位ごとのオススメのトレーニングは以下の種目になります。

・胸の筋肉:腕立て伏せ、ベンチプレス、ダンベルプレス
腕立て伏せ→https://ttbrimotore.com/contents/180

・背中の筋肉:ラットプルダウン、プルオーバー
プルオーバー→https://ttbrimotore.com/contents/41?fcid=19

・太ももの筋肉:スクワット、ランジ
スクワット→https://ttbrimotore.com/contents/175?fcid=44
ランジ→https://ttbrimotore.com/contents/177?fcid=44

 

質の良い睡眠

成長ホルモンは睡眠中にも分泌され、質の良い睡眠をとる事で最大限分泌されます。しかし、質の悪い睡眠をしてしまうと成長ホルモンの分泌を妨げてしまいますので、以下の項目に注意していきましょう。

・毎日決まった時間に寝て起きる

・寝る前にパソコンや携帯を見ない

・寝る 2 時間前に入浴を済ませる

・寝る前にカフェインを取らない

・適度な運動をする

・寝る直前に夕食や夜食を食べない

 

まとめ

いかがでしたでしょうか? 成長ホルモンに限らずホルモンは身体の健康維持に欠かせないものです。このコラムが皆様が健康で楽しく人生を謳歌できる助けになれれば幸いです。