【食事】知っておくべき「アミノ酸スコア」（八丁堀店）
過去の記事でアミノ酸について解説させて頂きましたが、それらがバランス良く摂れているのか、気にしている方は少ないのではないでしょうか？今回は普段摂っている食品のアミノ酸スコアがどのくらいなのか、一緒に確認していきましょう！
アミノ酸スコアとは？
20種類のアミノ酸のうち9種類が体内で合成が難しい必須アミノ酸です。9種類の必須アミノ酸がしっかりそろっているか点数にしたものを”アミノ酸スコア”といいます。9種類のアミノ酸がしっかりそろった食品には満点が与えられ、「アミノ酸スコア100」という評価がされます。9種類のアミノ酸の内どれか一つでも不足していると十分なたんぱく質合成がされないのでバランス良く摂取する事が重要です。
アミノ酸スコアが高い食品、低い食品
ではアミノ酸スコアが高い食品、または低い食品にはどういったものがあるのか代表的な食品を紹介します。
食品 アミノ酸スコア
鶏肉 100
豚肉 100
牛肉 100
アジ 100
鮭 100
カツオ 100
牛乳 100
ヨーグルト 100
鶏卵 100
精白米 98
玄米 100
食パン 51
中華麺 53
パスタ 49
肉類や魚介類に比べると、穀類の数値が低い事が分かります。しかし、アミノ酸が100の食品ばかり摂取していては、栄養のバランスが崩れてしまいます。栄養摂取のポイントは、「不足しているアミノ酸を補う」ことです。
例えばお米や小麦などの穀類はリジンの含有量が少ないといわれていますので、鰹節やシラス、大豆などリジンの含有量が多い食品と一緒に摂る事でバランスを整える事が可能です。この様に不足しているアミノ酸がある時は他の食品で補う様にしていきましょう。
朝食は要注意！？
女性のお客様とお話ししていると、食事の用意が簡単という理由から「朝食はトーストとコーヒー」という方が多く、バランス良くアミノ酸を摂取できていないケースをよく耳にします。
上記の表を見ると食パンのアミノ酸スコアは53と低い数値となっておりますので、ヨーグルトを追加したりコーヒーに牛乳を追加してカフェオレにしたり、パンを白米や玄米に変えて焼き魚や目玉焼きと一緒に摂ったりといった工夫が必要です。
朝食をしっかり摂る事も大事ですが、アミノ酸スコアにも着目してバランス良く摂るように意識してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか？トレーニングをされている方は特にたんぱく質の合成に関わる内容ですので、是非アミノ酸スコアにも着目し普段のお食事に摂り入れてみてください！
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