Column お役立ちコラム

【健康】カフェインとの上手な付き合いかた(菊川店)

コーヒーなどで日常よくとられている「カフェイン」
日本のカフェインの摂取量は世界で15位だそうです。

本日は身近にあるカフェインの効果についてお話していきたいと思います。

カフェインのメリット

飲み物で言うとカフェインはコーヒーだけではなく、お茶類やコーラなどにも含まれています。
そんなカフェインにはどのような効果があるのか解説していきます。

  • 眠気覚まし

カフェインの代表的な効果は眠気覚ましです。
脳内で眠気を作り出す「アデノシン」という物質をブロックする効果がカフェインにはあるので眠気を防ぐことが出来ます。

  • 脂肪の燃焼を促進する

カフェインは新陳代謝を活発にさせ脂肪の燃焼を促進してくれます。
カフェインには脂肪を代謝する働きを持つ「リパーゼ」という物質を活性化させる働きがあり、さらに「褐色脂肪細胞」という余分なカロリーを消費し自然と瘦せる体を作る細胞を活性化させてくれる効果もあります。

カフェインの効果が発揮されてくるのは摂取してから「30分後」です。運動される方でカフェインの効果を発揮させたい方は、運動の30分前にカフェインの含有量が高いコーヒーを飲み、効果がピークの時に運動を行えるようにしましょう。

カフェインのデメリット

役立つ効果があるカフェインですがデメリットもあります。

・利尿作用

カフェインの多量の摂取によりトイレが近くなってしまいます。
これはカフェインの「血管拡張作用」により、脳や筋肉の血管を拡張させる効果があり、腎臓の血流が増加すると利尿作用が促進されます。この時にナトリウムの再吸収が抑制されてしまい、脱水症状も起こりやすくなってしまいます。

・中枢神経系の刺激による弊害

カフェインの効果の部分でお話させていただきましたが、カフェインは、神経を鎮静させる作用を持つアデノシンという物質と化学構造が似ており、ヒトの体内において、アデノシンが作用を発揮しなければならない場所(受容体)に結合します。その結果アデノシンが受容体に結合できなくなることで、その働きが阻害され、神経を興奮させます。

カフェインを過剰に摂取し中枢神経系が過剰に刺激されると

・眩暈
・心拍数の増加
・興奮
・不安
・震え
・不眠

が起こります。容量を守り正しくカフェインと向き合うようにしましょう。

一日どのくらい摂っていいの?

厚生労働省によると、カフェインの最大摂取量は400㎎と定められております。
体重1㎏当たり3mgの摂取までなら悪影響が出ないとされており、大体コーヒーカップ四杯までなら摂取しても大丈夫だそうです。

しかし人によって許容量は変わってしまうので、ご自身で体調の様子を見ながらカフェインを摂ってください。

緑茶のほうがカフェイン量が多い?

先程少し触れましたが、コーヒー以外にもカフェインが入っている飲み物はたくさんあります。

◆コーヒー
100ml辺り60mg

◆緑茶(玉露)
100ml辺り160mg

◆紅茶
100ml辺り30mg

◆コーラ
100ml辺り10mg

驚くべきは「緑茶」の種類の「玉露」は何と100㎖辺りに160㎎もカフェインが含まれている事です。ただ玉露は高級茶葉で、買う機会も少ないと思うのでカフェインを摂取するのにはあまり適していません。
コーヒー以外の緑茶や紅茶にもカフェインは含まれておりますので、摂取しやすいものを選んでみてください!

まとめ

いかがでしたか?
この記事を参考に正しいカフェインの摂取の仕方を覚えて頂き、自分の体調に合った量を摂るようにしましょう!

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