【食事】おやつに推奨!?ナッツ類の栄養価(人形町店)
ダイエットはしたいけれど、なかなか間食がやめられない。
ついついお菓子に手が伸びてしまう。
そんなお悩みをよくご相談いただきます。
お客様から「どうせ食べてしまうならどんな間食だったらいいの?」というご質問を何度かいただいた為、今回はこちらをテーマにいたしました。ナッツ類の種類や栄養価、注意点などをご紹介してまいります!
ナッツ類の歴史と主な分類
ナッツとは、種実類に分類される中で、食用の木の実のことを指します。種実類とは、固い殻や皮に包まれた食用の果実や種子の総称です。豊富な栄養素、採取・調理も簡単なことから人類は古代より重宝してきました。
又、保存食や宗教的な供物にも用いられてきた歴史も持ちます。紀元前の中国やエジプトでは国王のお墓などに供えられたり、日本でも縄文時代の遺跡などから木の実が貯蔵された状態で見つかったりと、貴重品であったことが伺えます。
ナッツ類は、外側が非常に硬い果実の「堅果」(栗やヘーゼルナッツ)、果実の中心に大きな核があり、核の中にある種子を食用とする「核果」(アーモンドやクルミ)、種の部分を食用としている「種子」(カシューナッツやピスタチオ)の3種類に大別できます。
ナッツ類の栄養素
ナッツ類はとても栄養価の高い食品で、美容・健康へとても効果的です。
食物繊維はアーモンドやピスタチオが多く、積極的に摂りたい脂質であるオメガ3はクルミが断トツの1位、現代人が一番不足している注目ミネラルのマグネシウムはヒマワリの種や松の実に多いなど、それぞれ種類によって豊富に含まれている栄養素が違います。
1種類のみを食べ続けるよりも、食塩不使用の素炒りミックスナッツが全般的に栄養補給できるので最初はおすすめです。
お召し上がり時の注意点
- 生ナッツ
生ナッツはカビの一種であるアフラトキシンが繁殖しやすく酸化しやすいのが特徴です。
又、体内の酵素の働きを抑制したりお腹を下したりと身体への悪影響も懸念されますので、必ず熱を通して食べるようにしましょう。
- アレルギー
ナッツアレルギーは症状が比較的重く、ごく少量でも発症する可能性がある為、特に乳幼児は注意が必要です。ちなみにピーナッツは厳密には「豆」ですが、ナッツに近い特徴を持つことから便宜上ナッツ類として扱われています。
- 過剰摂取
食べ応えがあり栄養も豊富なナッツ類は、適量以上を摂取すると高カロリーはもちろん、各栄養素が過剰となってしまい身体に思わぬ不調をきたす恐れがあります。アーモンドであれば1日に20~30粒程度、くるみは8~9片程度と適正量がありますので、摂取目安量以内でお召し上がりください。
まとめ
日々の食生活において、間食はしてはいけないものという考えに縛られてしまいがちですが、内容や分量をコントロールすれば不足している栄養素を補いながら口さみしさも紛らわせる一石二鳥になるかもしれません。
是非参考にして頂き、楽しく健康的な食生活を送っていきましょう!
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