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【健康】運動しないことで起こる健康リスクとは!?

◆人の体は動くことを前提に出来ている

 日常生活と体の機能は鏡写しなので、日常生活の習慣が今 の皆さんの健康状態です。

もちろん年齢や生活環境も関係 していますが、「疲れやすい」「体が重い」「睡眠が浅く なった」「太りやすくなった」ということはそういう日常生活を送っているということになります。

そもそも私たちの体は動くことを前提に作られています。

体を動かすことで各器官と機能が正常に保たれるため、体を動かさないということは体にとってその前提が覆されてしまうため、様々な不調が結果として引き起こされてしまいます。

◆体を動かさないとこんな悪循環が起こる

  1. 筋力が衰える
  2. 体を動かさないと体の各部位に指令を出す脳や神経が働かなくて済むため、その働きが鈍くなる
    →(腰痛、肩こりなどの慢性症状、運動による故障のリスク)
  3. 脳や神経が働かないと、体を正確に動かす機能が鈍りバランスが崩れる
    →(骨格の歪みや関節の痛みなど)
  4. 骨や関節が弱くなる
    →(高齢になると3.4により転倒し骨折しやすい)
  5. 筋肉や臓器にエネルギーを送る必要がないため、心臓循環器系・呼吸器系の機能が弱くなる
    →(すぐに息が切れる、疲れやすい、血圧の異常、冷え性など)
  6. 筋肉を使わないと糖代謝が少なくなるため糖尿病のリスクも高くなる
    →(糖尿病などの生活習慣病のリスク)
  7. 体が疲れないため睡眠が浅くなる
    →(疲れが抜けない、頭痛、体が重いなど)
  8. 体のオン(活動)とオフ(休息)が明確でないため自律神経のスイッチが働かず様々な不調を
    招く(自律神経機能の乱れ、慢性的な怠さなど)
  9. 運動しないためエネルギーが消費されないのに、好きな時にたくさん食べるため、摂り過ぎた栄養が脂肪として蓄積される
    →(脂質異常症などの生活習慣病のリスク)

 このように脳、筋肉、神経、心臓循環系、消化器系などの器官とそれが持つ機能は全て連動しています。

運動や筋トレをして体を動かすことで、体の機能を正常に保つためのサイクルが正常に回りだしていきます。

肩こりや腰痛、不眠、糖尿病やメタボなどの生活習慣病も、運動不足により身体機能の正常なサイクルが崩れていることが原因かもしれません。

運動、食事、睡眠の正しい習慣を意識して、体の機能のサイクルを正常に整えることで、病気や不調が予防できるかもしれません。