Column お役立ちコラム

【健康】筋トレが不安やイライラ・うつ病改善に効果的!?

 日本人は、欧米に比べて、不安障害やうつ病が多いと言われています。

この原因はセロトニンの発現量に関係しています。セロトニンは“幸せホルモン”と言われる神経伝達物質で、心の安定をもたらす作用があります。

しかし、日本人のの97%は脳内のセロトニンの発現量が少なく、ネガティブなことに対して強い不安を持ちます。これによって日本人の真面目や几帳面で責任感が強いなどの特性にあわられています。

不安の感情は人間にとって必要不可欠な要素ですが、不安と向き合うことで過度な状態が続くと不安障害やうつ病などの精神疾患に繋がります。

◆有酸素運動が不安を改善させる

これまでは精神医学やスポーツ科学では、有酸素運動が不安を解消させる補助的手段として注目されてきました。

不安を解消させるメカニズムは、幸福感を高め、気分を安定させるセロトニンや意欲や快感を司り、運動調節の機能も持つのがドーパミンなどの神経伝達物質が関係しています。

ランニングなどの有酸素運動を行うことで、脳内でこれらの働きが活発化するのです。

◆近年、不安とうつ病を改善させる運動として注目を集める“筋トレ”

近年では、筋トレも有酸素運動と同様に、不安を解消する運動として注目されています。

2017年、筋トレと不安やストレスとの関係を調査した研究では、「筋トレは、健常者の不安を大幅に改善させると同時に、不安障害などの患者の不安も改善させる」ことが証明されました。

また、これらは年齢や性別の影響を受けることがなく、いくつになっても筋トレで不安を和らげることができるそうです。

◆筋トレはうつ病にも効果的

うつ病を患う方を対象にした実験では、運動をしない人に比べ、運動をする人は、心身の健康が悪化した日が過去1ヶ月で1.49日少なかっったという結果が出ました。

筋トレを行なった被験者では、週3〜5回、1回45分以上のトレーニングで20.1%にメンタル改善効果が認められました。

しかし、一方で過剰な運動はメンタルの悪化を招くこともわかりました。(1回3時間・週5回以上)

運動量をコントロールすることも重要です。

◆不安、ストレス、気分がモヤモヤしている時は筋トレをしよう!

先ほども述べたように、日本人は特に不安やモヤモヤを感じやすく、不安障害やうつ病を発症させやすい特性があります。

そのため、日常的に、筋トレや運動を取り入れ、不安になったりストレスを溜め込む前にメンタルをマネジメントする必要があるでしょう。

TTBパーソナル体験各店舗体験受付中!
TTBパーソナル整骨院 人形町 → 店舗詳細はこちら
TTBパーソナルジム 八丁堀 → 店舗詳細はこちら