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【ダイエット】糖質制限ダイエットってどうなの?

◆そもそも糖質ってなに?

 糖質は、身体や脳を動かす重要なエネルギー源です。お米やパン、パスタなどの主食類や、バナナやリンゴなどの果物、ジャガイモやニンジンなどの根菜類にも多く入っています。



スポーツ選手が試合前や休憩中にバナナを食べたりするのを見たことがある人も多いと思いますが、それだけ糖質はエネルギーとして重要な成分です。

しかし、摂りすぎてしまうと血中糖度が上がってしまったり、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられてしまいます。重要な栄養素なのは間違い無いのですが摂りすぎは良く無いです。

◆日本人は糖質を摂りすぎる

 朝昼晩にお米を食べ、煮物などで根菜類を摂取するとどうしても糖質が多くなってしまいます。逆に以前のコラムでも書きましたがお肉などのたんぱく質が不足しがちになります。

厚生労働省は1日の摂取カロリーの50〜65%くらいの摂取を基準にしています。お米や、そば、うどんなどが大好きな日本人は、日頃気をつけていないとすぐにこのパーセンテージは超えてしまうと思います。

◆糖質制限は本当に痩せるの?

 痩せますが制限のかけすぎはあまりよろしくありません。糖質を含めた脂質、たんぱく質の三代栄養素は体にとってなくてはならないとても重要な栄養素で、その3つのバランスがとても重要です。

ダイエット中のバランスとしては体脂肪に変わりやすい脂質と糖質をある程度下げる必要があります。

当院ではお客様の体重や筋肉量や基礎代謝などの体組成のデータをもとに、最適な3大栄養素のバランスを計算して提示させていただいています。その中で目標によってはある程度の糖質の制限をかける事もありますが、糖質を極端に減らす事は、その後のリスクや健康のことを考えてオススメしていません。

◆まとめ

 体は何かを制限しないとなかなか痩せません。ダイエット中は特に、脂肪や糖質の量をやや抑え、たんぱく質を多くとる食事が重要です。また糖質の摂りすぎは、体脂肪増加に限らず、糖尿病などの生活習慣病の要因になり得ます。

是非バランスの良い食事を心がけてみてください。