【メディカル】半月板損傷と言われたらやるべき筋トレ(人形町店)
半月板損傷と言われたらやるべき筋トレ
加齢や体重増加によって膝が痛い、と感じていて、整形外科に行ったら「半月板損傷」と診断された。という話は時々あります。お医者さんから痛みが治るまでは治療を受けますが、痛みが落ち着いてきた後に「運動してください」と言われ、どうすればいいかわからない、という方、いるのではないでしょうか?
今回は半月板損傷とその後のリハビリ、運動について解説していきます。
半月板損傷とは
半月板に亀裂が生じたり、欠けたりした状態を半月板損傷と言います。スポーツや急激な動きなどで加わる強い衝撃が原因となり損傷することが多いですが、加齢や体重増加によって半月板に負荷がかかり摩耗、損傷してしまう場合もあります。痛みや膝の不安定感が現れますが、早い段階で適切な治療とリハビリ、ダイエットに取り組むことで、早期の痛み緩和、痛みの再発予防が期待できます。
半月板損傷の症状に関しては「膝の腫れている感じ」「膝がひっかかる感じ」「膝の曲げづらさ」「膝が熱く感じる、こわばって感じる」「歩いている、膝を曲げると痛みを感じる」などがあります。細かなチェックが必要ですが「膝に水が溜まる」という症状もあります。
半月板損傷の改善で必要な取り組み
半月板損傷の改善は炎症がおさまり、痛みが和らいだ段階から運動療法が開始されます。主に膝関節を保護、運動させるももの前の大腿四頭筋やももの後ろのハムストリングス、股関節の運動を行う腸腰筋や臀筋群を鍛えることで痛みの発生頻度を抑えます。
また、膝関節にかかる負荷を減らすために体重を落とすことも運動療法と同時に行うことでより効果の高い改善を行うことが可能です。
トレーニング方法
今回は最後に目指すトレーニングをスクワットと設定した上で始めに取り組むべき運動について「レッグエクステンション」と「レッグカール」についてご紹介致します。
・レッグエクステンション
このトレーニングは椅子に座った状態で膝から先を空中に持ち上げることでももの前の大腿四頭筋を鍛える動きを行います。注意点としては足を持ち上げる際に、腰や背中が丸まってはいけません。上半身は背筋を伸ばして姿勢良くした状態で、勢いをつけずにゆっくり丁寧に行いましょう。
・レッグカール
このトレーニングはうつ伏せになり、踵をお尻にくっつけるように膝から先を動かしていくことで、ももの裏のハムストリングスを鍛える動きを行います。注意点は膝を曲げる際に骨盤部分が床から離れないように、腿裏に力を入れていきます。ハムストリングスは運動不足な場合は力を入れていくと攣りやすくなっていることがありますのでゆっくり行いましょう。
まとめ
半月板損傷は手術や経過観察など様々な対応があります。お医者さんの診察や指示のある場合はそれに基づいてより良い対策をしていきましょう。
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