【健康】めまいを予防するには?(菊川店)
めまいとは頭がくらくらする、周りがぐるぐる見える、吐き気や動悸、不安感など様々な症状が出ることを指します。多くは急に動いた場合に起きますが、原因も多々あり、耳の病気や水分不足、脳血管障害などがあります。また、更年期の女性やストレスを抱える人はめまいが起きやすい傾向にあります。
今回はめまいの種類や原因、予防策についてご紹介しますので、是非知識を身につけて予防に取り組んでみてください。
めまいの種類
①回転性めまい
周りの景色がぐるぐる回って見えるタイプのめまいを指します。
②動揺性めまい
ふわふわと身体が浮いたような感覚に陥るめまいです。
③立ち眩み
気が遠くなるような症状が起きます。気分が悪くなったり、冷や汗が大量に出たりすることもあります。
めまいの原因
(1)更年期
更年期の女性は閉経前後に女性ホルモンの分泌量が低下します。ホルモンの分泌を司る視床下部は自律神経にも関与しています。したがって、視床下部の働きが悪くなり、ホルモン分泌量が低下することで自律神経にも支障をきたしてしまうのです。自律神経の乱れはめまいの原因になるため、更年期の症状としてめまいが出ることがあるのです。
(2)水分不足
めまいは脱水も原因になります。熱中症などで体内の水分量が不足すると血液の循環が悪くなり、血圧を保持できなくなります、結果としてめまいが発生します。
(3)耳に関する病気
・良性発作性頭位めまい症
耳の内耳という部分の障害から平衡感覚が鈍りめまいが起きます。寝ている状態から起き上がった時や急に動いた時に起きやすく、20秒前後でめまいが治まりますが、症状が1日にわたって繰り返されることがあります。
良性発作性頭位めまい症は長時間同じ体勢でいる方やストレスを抱える人がなりやすいと言われています。
めまいを予防するには?
めまいは自律神経との関係が強くあるとされており、自律神経を整えることで予防になるとされています。自律神経は以下の工夫を行うことで整えることができます。
・十分な睡眠
睡眠不足が続くことで自律神経のバランスが崩れてしまいます。質の良い睡眠をとるためにも、寝る前のスマホ利用を控える、39度~40度のお風呂につかるなどの工夫も加えてみると良いかもしれません。
・深呼吸
自律神経のバランスが乱れている時は浅い呼吸になっていることがあります。深い呼吸を行うことで副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスを取ることができます。
・運動
運動は自律神経の調節機能を高める役割があります。
また、ストレス発散効果もあり自律神経の乱れを抑制することが可能です。
まとめ
このように、めまいにはいくつか種類がありますが生活習慣を整えることで予防することも可能です。
めまいが起きてしまう方は是非参考に取り組んでみてください。
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