【メディカル】多くの方を悩ませる「変形性膝関節症」(人形町店)
寒い冬や雨の日になると、膝(ひざ)が痛くなるということはありませんか?
50代以上に多い膝の痛みの原因として、変形性膝関節症という病気があります。
肥満傾向の人に多く、ひどい場合には正座をするのもままなりません。
関節痛とは?
そもそも関節痛とはどういうものかを説明していきます。
その名の通り関節に痛みがある事を「関節痛」といいます。
有名なところで言いますと、変形性関節症や慢性関節リウマチなどです。
病気まではいかなくても、皆さんも関節がミシミシいうような感覚や、ピキッと走るような痛みを関節に感じたことはあるかもしれません。
一言で関節といっても、実際には多くの構造物でできています。外側から皮膚・脂肪・筋肉・血管・靭帯・関節包・滑膜・滑液包・関節円板・軟骨・骨です。
この中の何かに問題が生じると、神経を通して痛みとして感じるということになります。
関節痛の原因には、感染や外力による外傷後の炎症、関節の間に筋肉や靭帯を挟み込む(インピンジメントといいます)圧迫による痛みも存在します。時には、関節液の貯留によって関節内が膨張することで、組織が伸張されて痛いということもあります。
膝の軟骨がすり減って……
同じ靴を使い続けると、いずれ靴底はすり減ってくるように、人間の関節も何十年も使っていると調子が悪くなります。
こうした加齢に伴う関節の変化が著しく、日常生活に影響を与える病気は変形性関節症と呼ばれます。
加齢に伴う膝関節の変化は、肥満による体重の増加と膝関節を支える周辺の筋力低下により関節にかかる負荷が高まり、ひどい場合にはO脚に変形します。
変形性膝関節症の症状と程度
変形性膝関節症を、痛みの症状・程度に応じて「急性期」「亜急性期」「慢性期」と区別します。
急性期:安静にしているときにも膝が痛い時期
急性期とは、膝関節周囲に熱感、皮膚が赤くなる発赤や患部の腫れなどが出現し、安静時、体動時、歩行時などすべての動作において痛みが出現する時期。
急性期は、氷嚢などで20分程冷やしとにかく安静にすることが大切です。
亜急性期:膝を動かしているときに痛い、歩行時に痛い時期
亜急性期とは、発赤や熱感、腫れの症状は落ち着いているが、体動時、歩行時などの動作において痛みが出現する時期。
あまり無理して負荷をかけずに、ストレッチなどで膝関節周辺の筋肉をほぐすといいでしょう。
慢性期:歩き始めの1歩目が痛い時期
慢性期とは、日常生活において、立ち上がりや歩行時の歩き始めに痛みが出現する時期。慢性期では、積極的に関節可動域訓練や筋力トレーニングを行い、痛みの軽減だけではなく全身の姿勢改善も行います。
筋肉が萎縮して更に痛みが悪化!
変形性膝関節症に限ったことではないのですが、膝関節の周囲の怪我、あるいはその後遺症が存在すると、太ももの筋肉は萎縮してしまいます。
このため、更に膝関節は不安定になり、ますます膝には重く負担がのしかかり、変形性膝関節症も悪化してしまうという、負のスパイラルに陥ってしまいます。
つまり、膝の痛みを和らげるためには、太ももの筋肉を鍛え柔軟性を高めることで、少しでも膝関節に負担をかけないようにすることが肝要ということになります。
しっかり対処法を頭に入れて、関節に負担のかからない姿勢・運動を心がけてください!
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