【健康】老化を防ぐ「アルブミン」とは?
アルブミンは一群のタンパク質に名づけられた総称で、
卵白(albumen)を語源とし、卵白の構成タンパク質のうちの約65%を占める主成分タンパク質に対して命名され、さらにこれとよく似た生化学的性質を有するタンパク質の総称として採用されています。
代表的なものに
・卵白を構成する卵アルブミン
・脊椎動物の血液の血漿に含まれる血清アルブミン
・乳汁に含まれる乳アルブミン
があります。
そんなアルブミンが不足すると、身体にどのような影響があるのか解説していきます。
不足すると老化を加速させる
アルブミンは血液内の老廃物を腎臓に運び分解させ、体の隅々まで栄養を運ぶなど、身体の再生や修復に不可欠なたんぱく質です。
しかし加齢にともない、アルブミンの量は少しずつ低下していきます。
最近の研究では、老化指標として血液中のアルブミンが注目されています。
アルブミン量は、血液検査で簡単に知ることができ、この値が高ければ、筋肉の量が多いという事になります。
体の栄養状態の為には4.3g以上が望ましいと言われていて、この値が減少していくと、老化が進みます。
アルブミンが減っていくとまず、体が乾いて縮み、老化の変化が早く進み、何より怖いのが筋骨格系の組織が弱くなって、歩行能力や危険回避能力が衰えてしまうことです。
調査検証によると、アルブミンの数値が低くなるにつれて、介護が必要になるなどの老化のリスクが増していくことがわかっています。
これは歩行能力や危険回避の能力が衰えているためです。
アルブミンは食事から積極的に摂ることが大切です。
お肉、魚、卵、牛乳など三食の中で、バランスよく摂りましょう!
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