【健康】睡眠と入浴がストレス緩和に効果的!
心豊かに人生を過ごすには、ストレスコントロールは欠かせません。
ストレスとストレスホルモン
ストレスが溜まり、筋肉が凝ったり、血圧が上がったり、便秘や下痢になったりした経験はありませんか?
これらはストレスホルモンが正常な生態活動を乱している事が原因です。
また、副腎からカテコールアミンやコルチゾールといったストレスホルモンが分泌され続けると、心の病気だけではなく、身体の病気も生じやすくなります。
そして、免疫力が低下することは、風邪などの感染症に弱くなるだけではなく、自律神経失調症も引き起こします。
さらにストレスが高まると、高血圧や糖尿病などが発症する「心身症」も引き起こす可能性があります。
そんな体に悪影響をもたらすストレスを軽減させるためにも今回は「睡眠」と「入浴」の正しい知識について書いていきます。
睡眠
この記事にもあるように睡眠は、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」を交互に繰り返しながら朝を迎えますが、加齢と共に深い眠りが減り、浅い眠りの途中で度々目が覚める事で睡眠の質が下がっている事が分かっています。
また、睡眠はとっているのに眠った気がしない、寝つきは良くても熟睡感もなく、起きると頭痛がする、いつも疲れが取れず、日中強い眠気に襲われる。
この様な症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません。
SASは、肥満体質の方に多く、眠ると舌が喉の奥に落ちこんで睡眠時に時々呼吸が止まってしまう病気です。
60歳以上に多く、度々の低酸素状態が病的老化を進めます。
その上、深い眠りが減るため、成長ホルモンの分泌が減り、病的老化がさらに促進されます。
入浴
入浴をすると、何となく疲れが取れる、リラックスするなどの経験をした方は多いと思いますが、正確な知識・情報を知らない方も多いと思います。
<入浴の4つの作用>
①温度:ぬるま湯がオススメ。毛細血管が拡張し、血行が良くなる。
②浮力:浮力によって筋肉の負担がなくなり、凝りや痛みが緩和されます。
③水圧:水圧がかかることで、静脈中の血液が心臓に戻るのを助け、老廃物の排泄を良くします。
④抵抗:水の抵抗によって湯船の中で身体を動かすと水中運動と同じ効果で、運動にもなります。
<正しい入浴方法>
〇温度は38℃~40℃が適正です。
41℃を超えると、血圧・心臓へ悪影響を及ぼしますので、注意が必要です!
〇入浴時間は、だいたい15分くらいがベスト。長すぎると肌が乾燥してきます。
また水圧もかかっているため、体も疲労してしまいます。
〇眠りたい時刻の90分前を目安に。
お風呂から上がり、徐々に体温を戻していくことで心臓や血管系への負担も少なくなり、リラックスできます。
直前に入る場合には、体温が下がりやすいように、ぬるま湯にしましょう。
入浴はいい睡眠への大事な準備段階でもあります。
すぐ実践できることばかりですので、日々取り入れていきましょう!
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