【痛み改善】中高年の肩の痛み（森下）
肩を動かすと痛みがある、腕が上がらなくなったなど、、急な肩の痛みは四十肩・五十肩かもしれません。
「そのうち治るかも」「痛みがあるから動かさないでおこう」と放置してしまうと、肩が完全に上がらなくなるなどの後遺症が残る可能性もあります。
今回は、中高年以降に多い四十肩・五十肩について症状や予防などを解説していきます。
四十肩・五十肩とは？
四十肩、五十肩とは、中高年以降に多い、”肩関節周囲炎”という肩の炎症による痛みのことを言います。
一般的に、40代で発症すると四十肩、50代で発症すると五十肩と呼ばれます。
症状の期間は3つに分けられます。発症から2週間が”急性期”、その後の約半年間が”慢性期”、そしてその後が”回復期”です。
“急性期”には夜中に眠れないほどに痛むこともあります。髪を洗う時や服を着る時、電車につり革に捕まる時など、腕を上げるときや少し肩があたり腕が少し後ろに動いただけでも強い痛みが出る方もいらっしゃいます。
このように四十肩・五十肩では、肩を動かした時の強い痛みや痛みによる動きの制限があり、重度な場合は、手術も必要になることもありますので、動かせるうちに予防が必要になります。
四十肩・五十肩の予防
四十肩・五十肩の予防には、正しい姿勢、柔軟性、適度な運動が必要になります。
①正しい姿勢
同じ姿勢を長時間続けずに、こまめに身体を伸ばしたり、動かすことを心がけましょう。現代では、デスクワークで長時間同じ姿勢でいることが多いと思います。そのまま同じ姿勢だと四十肩・五十肩だけでなく、肩こり、腰痛などの原因ともなりますので長時間同じ姿勢でいることは避けるようにしましょう。
②柔軟性
上記の説明のように同じ姿勢で避けるためにこまめに身体を伸ばしたり、動かすことが必要です。お仕事の合間などに肩周辺のストレッチを行い予防していきましょう。柔軟性を保つことでデスクワークや家事などでの身体の疲れも緩和されていきます。
③適度な運動
適度な運動も四十肩などの怪我を予防できます。
例えばタオルを使って腕を上下に動かすことや肩を大きく回すなど、習慣にすると予防になります。
まとめ
デスクワークなどで肩を動かすことが少ない人は、ストレッチ、運動などを一度だけではなく習慣的に続けることが必要です。
1日に数分でもいいので、まずは上記の、正しい姿勢、ストレッチ、適度な運動を心がけて健康な身体を目指しましょう！
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