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【健康】大切な呼吸~1日2万回の筋トレ~(八丁堀店)

「呼吸は筋トレ」と聞くと違和感があるかもしれません。
しかし実際は肺が自ら膨らんだり縮んだりして呼吸をしているわけではなく、呼吸筋と呼ばれる筋肉を使って行われているため、立派な運動と言えます。
今回はこの1日約2万回の運動を正しく行うことで得られる様々な恩恵を紹介いたします。

胸式呼吸と腹式呼吸

呼吸は胸式呼吸と腹式呼吸の2つに分けられます。
胸式呼吸は肋骨を上げ下げして行う呼吸法で、肩が上下するような動きが特徴です。

一方、腹式呼吸は胸とお腹の境目に位置する横隔膜を使用する呼吸法です。こちらは息を吸う際にお腹が膨らみ、吐くとお腹がへこんでいきます。

横隔膜は非常に伸縮性がある為、一回の呼吸の酸素供給量も腹式呼吸の方が約3倍多いとされています。
この腹式呼吸が私たちの健康にたくさんの影響を与えているのです。

腹式呼吸のやり方

不慣れな場合は仰向けで、徐々に座って行い、最終的には立って行います。

・お腹に手を当て、へこませるように息を吐き出します。
・鼻から大きく息を吸い、お腹を膨らませます。
・鼻もしくは口から息を吐き、再びお腹をへこませていきます。

※ポイント
・「呼」「吸」の順番、吐く方が先。
・息を吐く際は細く長く、吸う時の2倍ほどの時間をかける。
・1日に5~10回の練習を繰り返す。

腹式呼吸による効果

・自律神経の調整

気分を落ち着かせ、リラックッス効果を得るためには副交感神経を優位に働かせなくてはなりません。
横隔膜の中には副交感神経を優位にする神経が通っており、横隔膜をしっかり機能させることで自律神経が副交感神経に傾きやすくなります。

・腹腔内圧の上昇による腰椎の保護

腰椎は付着している筋肉が少ない割に上半身の重さを常に支えているため、負荷の蓄積で炎症を起こし腰痛のお悩みに直結する部位です。
腹式呼吸を普段から行うことで、膨らんだペットボトルのようにお腹に空気をしっかり取り込むことができ、腰部を保護して負荷を軽減できます。

・内臓マッサージ

深く腹式呼吸を行い横隔膜が収縮することで、消化器官を中心とした内臓が押し下げられ圧迫されます。
このようなポンピング動作を繰り返すことで胃や腸などの腹部の内臓の働きが活発になり血液循環も促されます。
逆に息を吐く際は肺が上に押し上げられるので心臓のマッサージにもなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
人間が生まれて一番初めに行う運動とも言われる呼吸。昨今は長時間の座り姿勢やマスク着用生活から、現代人は酸素が不足し呼吸もどんどん浅くなっています。確かに毎日2万回誤った動作を繰り返し続けていたら、どこかに負担がかかって不調が出たり徐々に姿勢に影響を与えたりするのも当然と言えますよね。
ストレスや不安も増加している現代、是非正しい呼吸方法をマスターして、心身の健康を保っていきましょう。

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