【健康】女性の敵!?むくみの正体とは?(人形町店)
朝起きると顔がパンパン、夜になると靴がきつい……
むくみはだれでも経験したことがあると思います。
では、「むくみ」とはそもそも何でしょうか?
簡単にいうと
「むくみというのは皮下に余計な水分がたまってしまった状態」
のこと。
皮下には毛細血管と細胞、リンパ管があって、血管から細胞へは養分や酸素が、細胞から血管、リンパ管へは老廃物がやり取りされています。
これらのやり取りが上手くいかなくなって細胞間に余計な水がたまってしまう、これがむくみの正体です。
むくみの原因・引き起こす病気
細胞間液を増やすことは、全てむくみの原因になると言えます。
身近な具体例として、いくつか挙げてましょう。
〇インスタント食品などでの塩分の摂りすぎ
〇座りっぱなし、立ちっぱなしなど同じ姿勢で長時間いること
〇冷え、血行不良など
〇運動不足を含む新陳代謝の低下
〇ホルモンの影響
※月経が始まる前の一週間ぐらい、ホルモン濃度の関係でむくむ人が多いです
〇ビタミン、ミネラル不足
なお、女性は男性より筋肉が少ないので基礎代謝も少なく、足から血も心臓に帰ってきにくいため、一般的に男性よりも女性のほうが脚のむくみの訴えが多いということになります。
また、心臓病や腎臓病、薬の影響でむくむことがありますので、あまりにひどい場合はお医者さんに相談してみてください。
むくみ解消に効果が期待できる食べ物
〇利尿作用のあるウリ科の食べ物・・・すいか、きゅうり、冬瓜など
〇カリウムを多く含む食べ物・・・バナナなど
〇ビタミンB1を多く含む食べ物・・・豚肉、豆腐、小豆、かぼちゃなど
(特にあずきは、利尿作用のあるサポニンが多く含まれているのでむくみに効果的と言われています)
いったんむくむと細胞への養分の取り入れや、老廃物の排出が上手くいかなくなり、さらにむくみが悪化しやすくなります。
むくみは慢性化しやすいので、美容的な面でも気になる方は、上記のちょっとした生活習慣やコツを押さえて、上手に対策するようにしましょう。
顔・足のむくみ解消法
医学的には問題がないものでも、むくみを解消したいと思う人は多いです。
上記のメカニズムと原因を理解した上で、手軽にできることを覚えておくとよいでしょう。
〇マッサージでほぐす
〇お風呂などでよく温める
〇むくみが気になる部分を上げる(単純ですが、例えば脚がむくんだら脚を高くするなどです)
〇一定の姿勢をとらないようにし、こまめに体をうごかす
〇顔のむくみには冷水・温水で交互に顔を洗うなどとにかく血行改善する
〇運動して筋肉をつけ、基礎代謝を上げる
〇ビタミン、ミネラルをきちんと取る(特にカリウム、カルシウム、マグネシウムなど)
とくに月経前にむくむ方には、ビタミンB6が有効という報告もあります。
ビタミンB6の女性の一日摂取量の目安は 1.2mgです(上限は1日100mgですのでかなりの幅があります)
どこでもできるむくみ対策運動
特に女性の中でも、ふくらはぎがむくむというお声が多かったので、どこでもできるふくらはぎエクササイズをご紹介します。
ふくらはぎの筋肉を使う種目として「カーフレイズ」というトレーニングがあります。
立った状態で、踵を浮かせて降ろす、というシンプルな動きを10回×3セット目安で取り入れてみましょう!
デスクワークの都合上立つことができない方は、座った状態でも構いません。
お家などで動けるときは、過去の記事でも紹介しているスクワットなども効果的です!
今回お伝えさせて頂いた内容はどれもご自宅などでできる事ばかりです。
少しでもむくみに悩まれている方がいらっしゃいましたら、是非参考にしてみてください!
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