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【トレーニング】姿勢を正すだけダイエット

姿勢を正すことがダイエットに直接関係することはありません。
姿勢を正すとは、骨格を本来の正しいポジションに持って行くということです。これは人が持つ本来の動作ができるようになることが目的です。

姿勢を正すことで、体のラインが変わるため痩せたように見えることがあります。例えば骨盤が「前傾」といって前に傾いていると、腹筋の力が抜けて下っ腹が出ているように見えてしまいます。これは下っ腹が出ているように見えているだけのこともあります。さらには、骨盤が前傾していると腰が反ってしまい腰痛の原因になります。

つまりは骨盤がまっすぐニュートラルの状態に維持するように意識すればいいのですが、残念ながら意識だけでは長続きしません。
たまに勘違いされている方がいらっしゃいますが、姿勢は整体でポキポキやって骨格の位置が正常に戻り、それが形状記憶されるわけではありません。いかに正しいポジションをキープするかを考えるべきなのです。

正しい姿勢がキープできない原因

正しい姿勢を知らない
正しい姿勢
そもそも正しいい姿勢を知らないので、背筋を伸ばしているだけになっていて長続きしないケースです。
正しい姿勢を維持する
柔軟性がない(筋肉が硬い)
正しい姿勢と現状とのギャップ
骨(骨格)は筋肉によって維持固定されているので、筋肉が硬く間違った位置で固定されたせいで、正しい位置に持っていけないケースです。
正しい姿勢を維持する筋力がない
ストレッチ・トレーニング
正しい位置に凝っていけたのはいいが、それを維持する筋力がないケースです。

以上のことを踏まえ姿勢を正すためには、シンプルですが次の3つがポイントになります。

  1. 正しい姿勢(骨格のポジション)を知る
  2. 正しい姿勢と現状とのギャップを理解する
  3. そのギャップを埋めるためのストレッチやトレーニングを実践する

特に①を知らない方が多いため、姿勢が改善できないという方が多いです。正しい姿勢意識しながら、ストレッチとトレーニングで柔軟性と筋力をつけることでギャップを埋めていくことが重要です。
「姿勢を正すだけでダイエットできる」ということはありませんが、正しい姿勢で日常生活を過ごしたり、トレーニングをすることで体全体が本来の機能を取り戻し、体に対する意識も変わってくるでしょう。